2020-04-20 詩1破く 山手線で新聞切り抜く感覚でビリビリ破いてたら向かいの子供が悲しそうな顔をした でもそれは子どもの顔をした大きな大人だった それなのに手を緩めなかったらコチラに近づくようにして無言で降りて行った 車内は新コロナで自分一人だけになった 形は崩れたのか崩れなかったのかよくわからない 昔辞書の英単語覚えたらその頁破いて紙を食べた人がいたらしいが、あの子はそれを見たなら笑ってくれるのだろうか