Kuuma54のブログ

残り時間との闘い

詩1破く

山手線で新聞切り抜く感覚でビリビリ破いてたら向かいの子供が悲しそうな顔をした

でもそれは子どもの顔をした大きな大人だった

それなのに手を緩めなかったらコチラに近づくようにして無言で降りて行った

車内は新コロナで自分一人だけになった

形は崩れたのか崩れなかったのかよくわからない 

昔辞書の英単語覚えたらその頁破いて紙を食べた人がいたらしいが、あの子はそれを見たなら笑ってくれるのだろうか